スペランツァコンサート vol.5 田口尊啓 開催報告
スペランツァコンサート
vol.5 田口尊啓ピアノリサイタル
|2026.10.25
サローネリリコ馬車道にて、田口尊啓さんのピアノリサイタルを開催いたしました。
「時代背景の異なる作曲家、それぞれの魅力をお伝えしたい」とのお話から始まった今回のリサイタル。
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパン、そしてプロコフィエフと、時代も作風も異なる作品が並ぶ、聴き応えのある1時間でした。
田口さんの演奏の魅力は、繊細で美しい音色と、難曲にも果敢に挑む確かな技術。
なかでも、ご自身が特にお好きだというシューマンの《トッカータ》。ピアノ作品の中でも屈指の難曲として知られるこの作品への挑戦も印象的でした。
アンコールには、同じくシューマンの《トロイメライ》を。技巧的で躍動感あふれる《トッカータ》とは対照的な、優しく穏やかな旋律が、リサイタルの余韻をいっそう深めてくださいました。
学業とピアノを両立させながら、音楽と向き合う田口さん。これからの歩みも楽しみにしています。
田口尊啓さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
ご来場くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
—— プログラム
ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
シューベルト:即興曲集 第3番 変ト長調 D 899 Op.90-3
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7
ショパン:ノクターン第4番 ヘ長調 Op.15-1
プロコフィエフ:4つのエチュード Op.2
—— アンコール
シューマン:トロイメライ Op.15-7《子供の情景》より